某タワーのジェンダーレストイレ問題を聞いて思い出すのが、海外ドラマのアリーmy love.
法律事務所を舞台にしたコメディドラマ。
事務所内のトイレはジェンダーレス。
そのトイレの個室のドア、上下が開いてて、よくトイレで密談するシーンでは、トレイのドアの下から足がのぞいていないかチェック。
誰も使用中でないことを確認して密談を始めたり
(実はトイレの個室内にいる人が足を上げていないふりをしながら、密談を聞くシーンも多数)
トイレの上から顔を出して、横の個室にいる人に話しかけたり(一応男性の友人同士だったが)、
ご夫婦やカップルで個室に入るシーンもあったり・・・
仲良しのメンバーがトイレ内でわちゃわちゃしてるのを見たり、そのトイレの中でみんなで歌って踊ったりするシーンがあったりするのが好きだったけど、冷静に考えれば背筋が凍る。
トイレのドアの下からひざ下が全見えなつくりなのも、ゾッとするよね。
海外はそんなものかな、と思ってたけど、実際に海外に行ってドアが上から下まできっちりおおわれてるのを見て「あれ?」と感じたし。
欧米では何年も前からジェンダーレストイレ問題は言われていたらしいけど、大手メディア(BBCなど)では一切批判的な報道はされていないとのこと。
でも巷では非難轟々らしい。当然だけど。
私は女性なので、男性の気持ちは分からないけど、女性にとってお手洗いは用を足すだけでなくお化粧直しをしたり、時に世間話で盛り上がったりする寛ぎの場。
新入社員時代、叱られてトイレにこもってコッソリ泣いた、という人もきっと多いはず。
そんな場所を壊されるのは嫌だな。
アリーmy loveは人種やジェンダーのマイノリティ、社会に溶け込みにくい変わり者も、優しく包み込む素敵なドラマだと思ってたけど、いざ、今のご時世、改めて見直すと、心も体も女性の気持ちをかなり無碍にしてるのかも、と感じて悲しくなった。
そもそも、女優さんみんな雪が積もってるシーンでも極短スカートで演じてる時点で、男性優位なドラマだったのかも、と思わずにいられない。
ヒロインが恋愛至上主義なのも、今思うと、あれれ?となったり。
それが悪いわけじゃないけどさ。
新卒の就活中に見て、社会人生活に夢を抱かせてたドラマが、社会経験を十二分に積んだ今見ると、全く違って見えるんだ。
面白いけど、ありえないでしょ、と。