ADHDのパワー系ソリューション というタグを先日知って遡って読んでいたが、非常に有益な情報が多くて感動した。でも同時に、こんなソリューションにたどり着くまでの試行錯誤や苦悩を思うと胸がギュッとする。
私自身がADHDなのかは分からない。ただ、子供の頃から「他の人が当たり前にできることが自分にはできない」感覚はよく知っている。忘れ物常習犯で、部屋はカオス、制服はいつも汚れていて、髪もろくに整えられず、臭くなった体操服を洗わずに周囲から非難されるような子供だった。
自分でも何とかしたいけど、どうしていいか分からなかった。大人になってから少しずつ、洗い替えを用意する、ウタマロ石鹸を使う、脱いだらすぐハンガーにかける、靴下は同じもので揃える、必要な物はバッグに固定する、みたいな自分なりのソリューションを身につけてきた。今では遅刻もしないし、時間より早く着いて待つ側になった。
でも、子供の頃にそれを教えてくれる人がいたら、と思うことはある。母子家庭で余裕がなく、母もいつもテンパっていたから仕方なかったのかもしれない。でも、洗濯された制服やハンカチが用意されていて、髪を結ってもらえる同級生が羨ましかった。
だからこのタグを読むと、人ごとに思えない。私よりずっと生活しづらい方も多いのだろうし、その中でこれだけ多くのライフテクニックを生み出して共有していることが本当にすごい。苦労を想像してしまうからこそ、余計にこのタグの価値を感じる。