婚活パーティーに行ってきた。
フリースタイルのパーティで女性2,000円、飲み物は飲み放題。
ケーキはビジホの安いモーニングビュッフェに置いてありそうなサイズだった。ま
あ、それはいい。
会場に、40代くらいのものすごく綺麗にされてる女性二人組がいた。
服も完璧で、周囲を制圧するような自信と余裕があり、私は勝手に「叶姉妹」と呼んでいた。
男性が次々と寄ってくるのを、二人とも分け隔てなく、にこやかに丁寧に捌いていた。
本当にすごいと思った。
でも同時に、なんだか切なくなった。
あれだけ綺麗で、あれだけ選べる立場なのに、なぜそこまで全員に「女性としてのサービス」をしなければならないのだろう。
自分がいいと思った男性にだけ、自分から話しかければいいではないか。
正直、サクラじゃなければ、明らかに彼女らは狩場を間違ってると思った。
むしろパーティーで無双するために、敢えてここまで降りてきたのかなとすら思った。
もちろん本人たちがどう思っているかは分からない。
私の勝手な感想である。
ただ、私は「どこまで女でい続けなければならないのだろう」と思った。
綺麗であることも、若々しくいることも、感じよく振る舞うことも、男性に選ばれることも、全部が一つの評価軸になってしまったら、選ばれなくなったときに何が残るのだろう。
私は綺麗なものが好きだし、綺麗な男性を見るのも好きである。
でも、自分までその「女として選ばれるゲーム」に参加する気はないなと思った。
そして今日、何より疲れたのは、気を使いすぎたことである。
女性とも話してみたかった。でも、その人の男性と話す機会を奪ったら悪いと思って、あまり話しかけなかった。男性にも気を使い、周囲にも気を使い、周囲に気を使わせたことにも気を使った。
そもそも私は、3人以上で話すのが苦手だったことを完全に忘れていた。
迂闊だった。
恋愛への憧れはまだある。
でも、それを満たすために毎回こんなに疲れる必要はないのだろう。
今年の婚活パーティーは、もう十分体験した。
もうお腹いっぱいです。