数年ぶりに友人Gと会った。
Gはとっても事務仕事のできる人で優しい。
その彼女が大変な目にあったので書き記しておこうかと思う。
結論から言うと営業ができる人はちょっとおかしい。
Gの知人Aさん。保険レディだ。
「イベントでパンが貰えるからいこ~!」と誘われて、Gはついてったそう。
ところが実はそれは「知人の知人を引き入れると離職率が低い」という業界知識を元にした『選別会』だったらしい。彼女は勝手に「押せば取れる」という判断のもと気に入られ、会話を振られ、いいことづくめの話をされ、気づいたら面接日を決められていたそうだ。
G曰はく、イベント=新人の狩場、のような立ち位置で、無理と判断されたら商品を進められる、そういうものなんだそう。
また彼女は子供が2人いるので土日休みでも大丈夫か?と面接で聞いたら
「土日休みでやってる人もいるよ」
と言われたらしい。つまり、土日休みにするしないを決めるのはあなた次第、というのがわかる。土日休みにしたら、客相手に土日はやりませんと伝え、それでも契約をもぎ取ってこないといけないわけだ。
別にいいじゃんと思う人もいるだろう。けれど、Gが入ったそこは「チーム制」。一緒に動くわけではないが、勝手にチームを組まされ目標値設定をされたそうだ。そのために必要なのは客に合わせる柔軟な時間があること。彼女の場合は家族の了解だ。
それをGは説明されていなかったので、数字が取れないというだけで個室に呼び出され怒られ、さらには上司の他スタッフへの愚痴を延々と聞かされ、ついには鬱になってしまった。
甘い世界じゃない、というのはわかるが、なんかそういうこと言う人って常識が違う。
Gの会社で働く人の中で3人の子持ち主婦がいるのだが、子供を連れて保険外交にいくのだという。商談中、子供どこに置くのかと聞くと、なんと車におきっぱなし。Gはそれを悪魔に魂を売ったと言っていた。私もそう思う。頭の中で車内で熱中症になった子供のニュースが流れていた。
営業ができる人達に多い、事前の説明を端折り、言ってなかったと言えば甘い世界じゃないんだよ、というセリフ。騙されたほうが悪い理論だろうけど、申し訳ないが、私たちは騙すほうが100%悪いと思う。嘘は言ってないからだましてない、と思う人は要注意。相手に不利益がないようにときちんと話せば人は入ってこない、というのがわかっているなら、言わない時点で相手にとってそれは騙し足りえる。
汚い人が世界を回しているなあと、日々思う。
Gはまた人に誘ってもらい、元の職場に帰っていった。離職者や自〇者が多い職場で有名だけど。たぶんそういう星の下の人なんだろう。
誰にでも優しいGがいなくならないでほしいなあと思う。