マンガ「砂の薔薇」を再読中。
子供のころ、叔父の部屋にあったのをこっそり読んでいた作品。
ジャンルとしては成人男性向けで、サブスクでも「18歳以下は…」と出てきたけど、今読み返して、女性目線で見たとしても、別に嫌な感じがしない。
まぁ、確かにテロ組織と戦う女性集団の話なので、多少グロい表現はあるし、女性陣のぬぎっぷりはかなり清々しい。
それを差し引いても、絵柄が美しいし人間ドラマとしてもとても良い。
とても繊細な絵なので、ずっと女性が作者だと思ってたけど、男性作家なのにも驚いた。
作者さんの女性へのリスペクトとか憧れがぎっしり詰まってるのかもしれない。
各登場人物の個性がはっきりしていて、それぞれのバックグラウンドも丁寧に描いてあるので読みごたえがある。
普段の隊員たちはどこまでもエレガントで美しく、戦場で活躍する姿は凛々しくクール、そして大胆。
女の武器を、文字通り武器として使いながらも、決して尊厳を忘れない姿も素敵。
そして、皆、思いやりがあって、温かい。
なんだか、叶姉妹に通じるものを感じた。
薔薇を背景にしょってるのも共通してるし。
毎回のミッションの背景も丁寧に描かれており、ただのバトルマンガでないのがすごい。
もうほんとね、ぶっちゃけ少年漫画のほうがずっとグロい表現も多いし、女性として不快な描写も多数あることが多い。
その方が読者が喜ぶからだろうけど、女性をモノとして見てる感じにイラつくのだ。
少女漫画にもいい作品は沢山あるけど、全体に恋愛脳で大人向けの描写が多くて受け付けなくなったから、少年漫画を読み始めたけど、こっちもこっちで、と思う。
もちろん、一部のラブコメ系マンガだけだが、それこそ成人向けにすべきじゃない?と思う。
何で「砂の薔薇」が大人向けなのかが不思議。
時代が古いからかな?
大きくなって叔父の部屋のマンガを勝手に読むことがなくなったので、完結していたことを最近になって知った。
改めて、1巻から読んでるけど、面白い。
色んな漫画を読んできたけど、覚えている場面がたくさんあって、存外に影響を受けてきたのだなと思う。
昨日の夜から読み始めて、寝る時間を削って読み進めているところ。
最後がどうなるのか、ヒロインのマリー隊長の宿命を知ってるからこそ、すごく気になる。
敵討ちを達成でいたとして、隊長はどうするのだろう、とか。
早く読みたいけど、読み終わるのも寂しいな。