今日は寝坊して、午前中はずっと家の片づけとノートの整理をしていた。
最近自分の人生の終わりが見えてきたと感じる。年齢なんて上を見ても下を見てもきりがない、先日は80で新しいことに挑戦しよう、なんてタイトルの本を眼にして驚いたけれど、人生の時間が1日ずつ、1時間ずつ、1秒ずつ着実に失われてゆくのは事実だ。私はもう学生の頃のように仕事を選ぶことはできないし、子供の頃のように無邪気に夢を語ることもできない。なにか新しいことを始めるとき、これが最後の選択だ、などと仰仰しいことを考えてしまう。今風に言えば人生の最後のターン、というところだ。
こんなふうに書くとものすごいおばあさんのようだが、少なくとも自分はまだ高齢者という歳ではない。ただ、諸事情から結婚せず、一般から外れた人生を生きてきて、そのせいかあまり自分の年齢に自覚がなかった。それが最近自分はもう若くはないと思い知って、ショックというよりは取捨選択をしなければと考えているところ。
私の人生は普通から見れば決して幸せなものではないし、年を取るのは一般的にはあまり好ましいことではない。今書いたように、若い頃には当たり前に与えられていたチャンスがどんどん失われてゆくからだ。「若い頃」を病気で潰してしまった自分は特に焦りが強い。
ただ、それなりにものを見たり読んだり聞いたりしてきた積み重ねがあるせいか、同じものを見ても若いころより色々なことを考えられるようになった。
そう考えると、意識的に知識や経験を重ねてゆけば歳を取るのは結構楽しいのかもしれない。できれば20年後にも同じ言葉を言えるようでいたい。