仕事に対する感覚が違っていてちょっと困っている。
店の商品にベッドがある。脚の長さを変えられる仕様なので客にはどれを選ぶか指定してもらわないといけない。それを迷う客がいた。
いま持っているベッドの高さがわからないと。
ああ、じゃあ決めてから来てと思って話を終わろうとしたら先輩から、お客様にまた話をしてもらうのは悪いからきちんと話した内容をメモ(PCで作る)して渡してくださいと言われた。
それを持ってきてもらえば応対の時間は短縮できると。
個人的には「はい?」である。
先に説明しておくと、その相手がいつ再来店するかわからない。
プラス、そのメモの控えをどこに置くのか、いつまで管理するのか、明確なルールがないのだ。
管理場所は?
いつまで?
もし来なかったら?
聞いても先輩はきょとんとして答えなかった。アホだと思った。
まさかそんなふんわりとした、自分以外が管理できない書類を、膨大な資料で日々辟易している職場でやるなんて。応対の時間は短縮できるかもしれないけど、絶対来るかわからない客のメモなど残す必要なんてない。
客がしっかりとどの商品であるかきちんと言えればいいのだ。そして脚の長さしかり。
決めずして話を預かるのはおかしいと思った。
書類は必要である場合にデータとして、紙として残す。
そしてその管理体制を決めずして、その辺のメモと同じ感覚で増やすべきじゃない。だって自分が24h365日いるわけじゃないんだから。他人もわかるように、はわかるけど、いつまで残すか、の明確なルールのないものを残すのは無用なものを増やすだけだ。
無駄な仕事だ。
それを彼女はやるので、周りがそれを見たときに「なんだこれ」が増えるのだ。
どうにも独自ルールで仕事する悪慣習が残っている。