理不尽なことに見舞われた日はいつも眠れなくなる。
ぐるぐると考えが渦巻き、感情にとらわれている状態だ。
金曜もそんな日だった。
「上司からカジュアルに責任を擦りつけられる」といったベタ案件である。
普段、文章を積極的に書く方ではないのだが、昨日は思いつきで考えていることを書き出してみることにした。
いわゆる「こころの整理術」というものになるのだろう。
殆どその手の「ハウツーもの」は読まないことから、完全なる自己流ですすめた。
書き出しはじめは、当然のことながら感情的な言葉が続く。
そのうちふと「いつかこの状況を第三者に説明するときの準備としよう」という気持ちが湧いた。
(往々にしてそんなシチュエーションはやって来ないのだが)
人に伝える文章として推敲していくと、自然に感情的な要素を削ぎ、事実のみを順序立てて組み立てていくようになっていった。
そうしてひととおり「いつか(はやって来ないんだろうけれど)伝える時用レポート」を完成させた後は、不思議と気持ちも「フラット」方向に近づいていた。
その後も案件について「全く思い出さない」というような都合のよいことは起こらなかったものの、これまでのような「居ても立っても居られない」という状態にはならず、朝までの少しの間なんとか眠りにつくことができた。
・・・なんだ、もっと早くこれをすればよかった。
これからも、様々な案件にぶつかりモヤモヤと感情を持て余したり、自身の未熟さに深く沈む夜が訪れるだろう。
そうしたら、しばらくはその度、これを試してみるとしよう。
そして、書く余力さえも捻出できない場合の対応策については、継続検討課題としよう。笑