社外向けにインタビューを受け、その記事をチェックして
加筆修正しているのだけど、何だか、私の言葉を書き手の伝えたいメッセージに
押し込められてるような違和感を覚える。
確かに私の言葉なんだけど、その中の一部の一部。
個人的には「え、そこ?」というポイントが中心の記事になっていた。
同じテーマで何人もの同僚にそれぞれの経験を語らせるので、被りがないように
分配したのは分かるんだけど、そこじゃねえんだわ、私の経験て。
2時間以上かけて私のこれまでの経験を語らせてもらいましたけど
私が言いたいのはそこじゃないの。
そこはまだ序の口なの。
そりゃ会社への寄稿ですからね。
嘘は書いてないし、それが会社の利益になるなら別にいいんだけど、
それを見て私がそれだけの人だと思われるのはすごく嫌かも。
私のクライアントさんは目にしないだろうことが救い。
全く知らない人にどう思われようと構わないから。
私がライターとして同僚のインタビュー記事を作った時は
ほぼ全ての言葉を書き起こして、本人が伝えてくれた内容をそのまま文字にした。
ある程度はもちろん端折ったけど、少なくとも私の意図で、彼女らの言葉を
取捨選択したりしなかったし、本人にも何度も確認を取って書いた。
めちゃくちゃ大変だったけど、好評いただいて嬉しかったな。
今回のインタビューもきっとそういうものだろうと思ってたので
テンションがちょっと下がりました。
あんなに熱く語ったのに、ほんと何でそこをクローズアップしたの?
伝えたいことは自分が書かなきゃだめね。
そして自分の言葉は自分の監修のもとに、世間に発信すべし。
ライターに憧れがあったけど、私には絶対無理だと思ったのは
自由度がないからよ。
かといって自分のプラットフォーム立ち上げて私はこういう人です!と
セルフブランディングをするのはすごく恥ずかしい。
矛盾してると思うけど読み手を意識すると、全く書けなくなる。
自意識が過ぎるんだと思うが、どうしようもない。
だからこそこそ会社のSNSの中の人として、ひっそり寄稿してた。
以前は SNS担当はほとんど窓際部署みたいなもので、ライターの私と
チェッカーの同僚に丸投げだったから、好き勝手書けて楽しかった。
今は社を上げてSNS集客に全力挙げるようになって、口も手出しも担当者も
増えたので、どさくさに紛れてそっと足を洗ったところ。
インタビュー記事で久々にオファーが来て、人生初だとワクワクしてたのに
この記事。
私のことを知ってる人にはあまり見せたくないです。
仕事だし、報酬を頂くので口に出して文句は言えないけど、
私が一番伝えたいのはそこじゃないもん。
やっぱり私はライターになれない。