弟から「母さんが今夜焼肉食べに行かない?と言ってるんだけど」と電話があった。
諸事情があって距離を置いている母の誕生日が近く、そのお祝いだろうと察した。
私に祝って欲しいのか?
というか、母のお祝いなら、本人がお金を出すわけでない。
弟が奢るのだろう。
つまり、母は私のために金は出さないのだな。
多分、冒頭の言葉も、「母さんが」というのは弟の後付けにすぎないのかもしれない。
招かれざる客になるのはごめんだ。
仕事もあったし、にべなく断る。
そもそも当日に言うなよ。
仕事の予定もだが、焼き肉用の胃袋は、三日前から用意しとかないと、もう無理。
好物だし、気持ちは食べたいけど、胃が裏切って早々に白旗上げるのだから。
焼肉、食べたいな。。
母が嫌いなわけではない。
本人も悪気はない。
そして、それが問題で、私がなぜ母に会うと傷ついて削られるのか、たぶん、一生母は理解できないのだ。
会わないのは正直寂しい。
でも、会えば傷つく。
気にしなければいい、と言われるかもしれないけど、そこまでしてタダ飯にありつけるほど落ちぶれていない。
焼肉は無理でもしゃぶしゃぶならまだいける。
近いうち、一人しゃぶしゃぶバイキングでランチしてやる。
私が食べ物で釣られると思うなよ。
距離を置くことが、私の心を守る方法で、奇跡的にいつか本人が私にしてきたことに気づくかもしれないという祈りでもある。
一生、気づかないだろうし、弟がいればあの人は幸せなのだけどね。
弟は好きだが、弟からの電話も無視すればよかった。
こういう気の回し方は、地味にダメージ食らうわ。