旅行の前後、ちと疲れる。
準備自体、よほど長期でない限り、かかる時間に大差はない。
2泊3日くらいなら5分で終わる。
必要な旅行セットはまとめてすぐ取り出せるようにしているからだ。
ただ、部屋の片づけ、留守番猫のための準備、洗濯など、家の準備のほうが大変。
毎日部屋は片づけているし、洗濯ものもためないようにしているのだが、家に帰ってきて少しでも散らかっていると気持ちが萎えてしまう。
猫用にトイレやフード、水を多めにセットして、電源コードなど危ないものがないかチェックし、退屈しないように机の配置を変えて、走り回れるスペースを作る。
1人暮らしを始めてまだ1泊以上の旅行はしたことがないけど、いつかはシッターさんも頼むことがあるかもしれないとなると、財布、どこに置こうとか、やっぱりちょっと心配もあり。
帰ったら帰ったで、荷物をほどいて、洗濯ものを洗いに出したり、次の旅に備えて、旅行セットを補充するのに忙しい。
多めにセットした猫トイレやフードの片づけ、部屋の配置を元に戻し、換気もする。
トイレの中と散らばった猫砂の掃除もしないと。
で、家のドアを開けて小一時間、バタバタと一気に片づけて、通常モードに戻った部屋でやっと座ってお茶が飲める。
帰宅後、座ると、疲れて動けなくなるので、帰宅した勢いで一気にする。
ただ、実家の家族はゆっくりしたい派だったので、私のこと鬱陶しそうに見ていたよね。
気持ちはわかる。
私も、さっさと片付ければいいのに、と内心思ってたから。
帰宅後座り込む家族は、旅行後、短くても数日間、荷物を部屋に置いたままだったので、正直邪魔だなと思っていた。
あちらはあちらで、バタバタして落ち着かない、と思ってただろうからお互い様だけど。
旅行は非日常で、楽しければ楽しいほど、日常に戻るのが惜しくなる。
だから、私はすぐに旅行モードを切り替えたい。
部屋をきれいにしていくのも、楽しい旅から帰った時、日常の雑事に煩わされたくないからで。
人と暮らすことって、年を重ねるごとに難しくなる。
旅行後の片づけとか、食事の味付けとか、小さな一つずつが完全に合致することなんてないし、
小さいからこそ、気づかないうちにお互いにストレスを感じる。
1人暮らしは生活力を付けるとてもいい手段だし、実家を出たことがない人よりは、正直、一緒に暮らす相手としては安心感があるけど、逆に、人にあわせる力という意味では、実家暮らしの人のほうがあるのかもしれないとふと思った。
実家でちゃんと家事をして、最低限、生活費を出していることが前提だけど。
これは個人の考えで、どちらが正しいとは私も思わない。
旅行から帰ってゆっくりしたい気持ちも理解する。
疲れてるもんね。
ただ、どうにも、性分なので。
疲れた体に鞭打ってテキパキ片付けて生きていくのだと思う。
最近は、その分の体力を残すべく、早めに帰るようになった。
それでも、そのあとのお茶は最高においしいよ。