地元に帰りたい。その一言につきる。
車で6時間の距離に嫁いだ。同じ日本だ、大丈夫だろうと思ったあの日の自分を〇ぬ気でとめたい。なんならし〇気で一人で生きてく術を身に着けろと10代の自分に言いたい。結婚でなければ家から出ることを許されないほど信用のない大人になるなど想像できてなかった。
話が逸れたが、同じ日本でも西と東では価値観がまるで違う。
私が嫌いなのは、学問よりスポーツ優先で、喧嘩上等のような態度で見た目もジャージやキャップを身に着けダンスを踊るような子達だ。地元ではそういう子らは一定の線を引かれ、若いね、で片付けられるような、いわゆる品性やマナーのない集団扱いだった。
嫁いできたエリア、そういう人しかいない。
できたら首をつってしまいたい。
もう帰れないのだ。きっと帰れない。お金がない。
見たくも話したくもない、自分の良きこととして培ってきたマナーやモラルを意味のないこととして扱う人らに囲まれて、当然仕事の仕方も違う。言われたことを淡々とこなし、他人の仕事まで把握し、フォローしあうのが当然であった場所から、いかに自分色を出して他人の仕事なんて見ることなんてしないわよ!と宣いフォロー体制も考えない場所へきた。嫁いで5年経ち、その間に呆れ果てて職場を変えること5回。どこも一緒だった。眩暈がした。ようやく東京に本社を構える会社に勤められて、たまに話ができる人ができたがもれなく他県出身だった。
私は名古屋近辺がどうにもだめだ。
三重も岐阜もだめだ。
価値観がぜんぜん違う。雑。東京側の選民思想に揉まれて、自己肯定感が低い自分ではあるが、見た目には気を遣う。そうしたら「毎日違う組み合わせでオシャレですよね!」とアパレル要素のある会社なのに嫌味よろしく言われてしまった。季節感もない。冬にブーツや流行りのコートでも着ようものなら変な目で見られる。冬でもショートのダウンだったりスニーカーだったりする。ぜんぜん楽しくない。
ああ、帰りたい。