暴走族を撲滅するために、呼び名を変えて対応したというのは有名な話です。
『暴走族』なんて呼び方、いかにも「俺たちゃワルだぜ!」「喧嘩上等!」な感じがするじゃないですか。
だから、変えました。呼び名。
その名も『珍走団(ちんそうだん)』
素晴らしい。すごく格好が悪い。いや、むしろカッコ悪い(笑)
しかも、ただバカにするのではなく、「珍妙な格好をして走る一団」という、彼らの特性を見事に捉えている。これを考えた方は天才なのではないだろうか。
因みに、珍走団にも分け方があって、二十歳未満の集まりを『珍走団』、二十歳以上の集まりは『珍古団(ち○こだん)』と言うのだそうです。
これを見ると、一応未成年には配慮してあげてたんだな~という大人の優しさみたいなものを感じますね。だって二十歳越えたら珍古団ですから。珍古団。カッコ悪いと言うレベルではない。もう恥ですね。
リズムはいいけどね、珍古団。声にだして読みたい日本語。珍古珍古。
実際に、この方策は効果があったのか、暴走族……いや、失礼。珍古団(珍走団)の数は減ったそうです。
これは良い改変ですが、逆に悪い方向で言い換えが使われているパターンもある。それは、「いじめ」や「カツアゲ」、「万引き」などだ。
呼び名を変えただけで大したことがないようなイメージを与え、やってはいけないことだと認識させにくくなっている。
そんな呼び名ではなく、これに関してはきちんと直さねばなるまい。「いじめ」ではなく、「傷害」もしくは「暴行」。「カツアゲ」ではなく「強盗」。「万引き」ではなく「窃盗」だ。
言うまでもなく、犯罪なのだ。それをきちんと解らせてあげなくてはいけない。
そのためには、やはりメディアが率先して変えていく必要がある。マスメディアの持つ発信力は、今でも侮れない力を持っている。
最近は偏向報道ばかりが目立つマスコミさん、ここは名称の変更報道をお願いできませんかね?