ここ数年の秋は、ほんとうに芸術の秋を過ごしているように思う。観劇だったり、コンサートに行ったり。
なかでも今年はずっと観たかったミュージカルに行くことができた。
留学時に出会って、運良く日本で見ることができて感銘を受けて、それから再演を待ち続けてもう十数年。ハリウッドで映画化されて今年公開するし(日本では春だけど)、これからも作品に触れる機会が増えるのがとてもとてもうれしい。
なんどもなんどもくり返しサントラ聴いたし、対訳もしてみたし、原作だって読んだ。もう一度だって観にいってもいい。
あとは、ずっと見たかった絵を目当てにとある美術館を訪れた。残念ながらその絵は展示はされていなかったんだけれど、改修工事が入る前に行けてよかったと思う。画集も手に入れたので、ゆっくりページをめくっていきたい。
『気取ったっていいじゃないか、憧れているんだもの』
展示されているなかで、こころに残った一節。平凡を愛した作者に、尊敬と親愛を込めて。
ようやく日が落ちたら寒くなってきたこのごろ。まだまだ秋は始まったばかりだよ。冬に向けてお出かけがいっぱい増えるので、体調整えて秋冬を楽しみたい。