友人が患っている。
長く患っていて、今までの中で一番しんどいようだ。
なかなか良くならない病状についてSNSに投稿していた。
医師から「身近な人に相談するという選択肢があなたにはないので、治療には時間がかかる」と言われたそうだ。
そして、「確かに私は誰も信用していない」と。
彼女がどんな意味で「信用」というい言葉を使ったのかはわからないけれど。
それなら私も、彼女を含めた友人たちを「信用」していない。
「信用」とはちょっと違う。単純に好きな人たちなんだ。もちろん彼女のことも。
母と兄も信用してない。憎もあるけど、愛も情もある。
父は信用云々抜きで、気が合うな~と思ってる。
夫のことはちょっと信用してる。最愛の人だ。好きすぎて一日に何度も告白するくらいだ。
でも「ちょっと」なんだ。やっぱり「信用」とは関係ないところで好きだから。
私は彼女のこの投稿にコメントしていない。メールもしていない。
下手な言葉をかけて「誰も信用していない」を深刻化させると思う。
私はそういうとき余計なことを言ったりやったりしてしまうんだ。
沈黙を受けて彼女が私を切るなら仕方ない。
私は彼女を好きだけど、彼女も私を好きでいることは求めないし、その必要もないと思ってる。
切られたっていう理由だけで好きでなくなったりもしないし。
好きなまま離れることは可能だ。20年ありがとう、と思うだけ。
ただ。
そのSNSはリアル友人とつながっているもので、彼女はその投稿を友人限定で公開していた。
もう一度書くけど。
彼女がどんな意味で「信用」という言葉を使ったのかはわからない。
つらい心情を吐き出す場所ならネット上にいくらでもある。
知らない人とつながれる場所がいくらでも。
同じ場所でもアカウントを変えればもともとのつながりは絶てる。
けど彼女はそうせずに、友人限定公開した。
その行為に私はほんのりと「信用」を感じるんだけど、どうかな。