いじめはなくならない。
だっていじめるやつはどこにでもいるから。
悪いやつと、いいやつ、どこにでもいるから。
表裏一体、それが人間だとも思うから。
嫌なヤツは職場にも大人になってもどこにでも発生する。
なんと厄介。人間とはどこまでも愚かなものだ。
中学生ときにいじめまがいのことがあった。
大嫌いな男子がいた。
私のこといじめてた。
母親に相談した。
母は言った。
「そいつはな、かわいそうなやつやねん、そんなことぐらいしか楽しみがないねん、かわいそうやろ、そいつも人間やねん、そうやねん、かわいそうなやつやねん。そいつのことは、かわいそうなやつやな、と思といたらええねん。」
あまりいい解釈ではないが、母の出した結論はそれだったらしい。
あー、そうかー、なんかみんな悩んでるんやな、そいつも、何か悩んでるんやろな、そっかー、頑張れそいつ!!!と何故か私は思った。私おかしいですかね。多分おかしい。
全然そうじゃないかもしれないし、そいつに聞いたわけではないが、勝手に思った。
そいつらには余計なお世話かもしれないが、私は勝手に思った。
母のこの持論は、ひねくれている。
相当ひねくれていると思う。
あまりよろしくない解釈かもしれない。
おすすめはしない。
だがしかし、それ聞いてからは、そいつのこともあまり気にならなくなった。
あー、みんな人間やもんなーと、俯瞰してみれた。
人間だから、人間だからこそ、悪いやつらもいるのかなとか。
そして冷静に対処した。
悪いやつも、過去に何かあったのかなとか。
そら、何かあるやろなと。
そいつはそれからは、あまりいじめてこなくなった。
ある日、そいつがシャーペンを落とした。
私が拾ってあげた。
そいつは遠慮がちに言った、「ありがとう」。
なんだ、そういうところがあったのかよ。
結構いいやつじゃん、いいところがあるんじゃん。
少し感動したのだった。
人間関係は、今日明日すぐに変わるものではない。
悪いやつが、なぜ悪いやつになったのか。
私はそれが知りたい。