その存在を確認したのは高校時代が最初だったと記憶している。ななめに流れる前髪の中で銀に光るそれ。当時はやっぱり気になるお年頃だったから、抜いたり、他の髪で覆い隠したりしていた。
しかしだんだん気にしなくなり、特別隠す行為はしなくなる。気にならなくなったのは、周りにも少なからず若白髪のある子がいたからだと思う。その子たち自身が若白髪をどのように認識していたのかはわからないけど、校内ですれ違う生徒を見て「あの子もそうだ」「私だけじゃない」と思ったから。
大学生になってからも、若白髪放置プレイは続行する。
私は、自分のもともとの髪色が好き。純粋な真っ黒じゃない、少し茶色味がかかった黒髪。染髪の欲もなかったから、生まれてこの方髪を染めたことは一度もない。
白髪を見られても気にしないし、別に嫌だとも思わない。そんな調子で、若白髪との共存を続けてきた。
ところが、最近、若白髪が増えてきた。と、書いている間にも " 若 " がつくのは何歳までかなんて疑問符が浮かんだけど、20代前半だから若白髪とする。
これまで確認していた箇所以外からも、光るものを見つけた。前髪、両サイド、トップ等各エリアごとに1本だった高校時代と比べると、今はそれぞれに数本あると思う。
この状態になっても、私は隠したいとは思わないし、恥ずかしいとも思わないし、「確かに私苦労してるわ~あはは」くらいの認識。
でもね、ちょーっとだけ考える。
若白髪が丸見えなのって、みっともないのかな???
鼻毛を切ったり、眉の形を整えたり、髭を剃ったりするように、身だしなみの一環として、若白髪も染めるべきなのかしらと思い悩む。
私のそれは、たぶん、初対面でも数時間一緒にいればどこかの拍子で若白髪が目に入ると思う。ひと目でわかるほどではないけど、しばらくすればあるなーってわかるくらい(表現が難しい)。
何度も言うように、私は全然気にしていない。でも周りもそうとは限らない。私の若白髪を見て「なんで染めないの?」「みっともない」と感じる人もいると思う。若白髪そのものをどう思われようと良いけど、若白髪に何ら手を加えないことでだらしない人間だと思われることは嫌みたい。
私が良いと思うならそのままで良いと思うけど、どんな感想もはね除けるくらいの強い勇気はまだない。
だから一般的に、他の人はどう感じるのかなと気になった。
でもたぶんどんな意見を聞いても、私は若白髪をそのままにすると思う。