図書館で借りた新入荷本が、どちらもコロナ禍だった2020年を舞台にした小説で、読んでみると、何だかとても昔のことのように感じてしまった。
好きな作家さんの本だから、というだけで内容も確認せず借りたので、たまたま被ったのだ。
「緊急事態宣言」「密」など、すごく久々に聞いた。
「ロックダウン」に怯えてたことも、語弊を恐れずいうと、懐かしい。
気に入ったポッドキャスト番組の過去回も遡って追いかけていたら、こちらでも、ちょうどその頃に収録された音源で、リアルな人の声で聴くと余計、そうだったな、と思い出す。
幸いにも、コロナ前からずっと在宅勤務で、家から出られなくなった人たちが一斉にオンラインのサービスに注目したため、私の働く業界は打撃が少なく、生活も基本的には変わらなかった。
勿論、マスク不足や、外出自粛、飲食店が閉まっていたり、そして何より、旅行ができなくなったのは辛かった。
でも、全部、喉元過ぎれば熱さを忘れてしまう自分にがくぜんとした。
むしろ、自由に行き来できるようになった今のほうが、家に閉じこもっているような。
まぁ、体調悪かったし、と言い訳してみるけど。
もし自分に何かがあった時、うっかりプライベートな手記や日記を見られたら、この世に化けて出たくなるだろうから、という理由で、定期的に日記などは処分している。
残してるのは仕事のログ用にgoogleカレンダーだけ。
今思うと、当時のこと、もっと残しておけばよかったな、と後悔する。
カレンダーを見れば何をしていたか、うっすら思い出すけど、足りない気がする。
記録って大事。
まさか3年も続くとは思わなかったし、最後の1年は、家族の介護とかでもはやそれどころじゃなかったのだ。
でも、あの未曾有の経験から、私は何を学んで、成長したのだろう?
特に大きな影響を受けなかったばかりに(感染したけど軽症だったし)、本の登場人物たちの葛藤を見て、思った。